子供がいる家庭で家づくりを考えるときに考えるのは間取りですよね。
子供目線で考えようとは思いますが、子供が成長したときのことも考えると難しいものです。
そこで今回は子育てに適した間取りを乳幼児目線と思春期の子供目線、お母さん視点でご紹介します。
〇乳幼児目線で
乳幼児はハイハイから歩くようになり、好奇心も旺盛です。
そのため家の中にも危険がたくさん潜んでいますし、お母さんやお父さんの気苦労も絶えません。
そこで乳幼児目線で子育てのしやすい間取りをご紹介します。
・顔が見える設計を
子供はお母さんとお父さんが大好きです。
小さいころはお母さんやお父さんの顔が見えなくなると不安になって泣いてしまうこともしばしばあります。
しかし家事をする必要がありますよね。
そうしたときにはキッチンから子供がいるリビングを見渡せるようにしたり、部屋の間仕切りを無くしたりすることで子供の顔が見える設計にすることが効果的です。
・荷物が多くても安心の玄関
子育てをし始めると子供の荷物でかばんがパンパンになります。
外出すると荷物が多くなりがちなので玄関が広い方が両親にとってもありがたいですよね。
また小さいころは靴を自分で脱げなかったりもするので、脱がしてあげるときに横に並んで座れるほどの広さがると両親にとっても楽ですよね。
〇思春期を見据えて
・子供部屋
子供は思春期を迎え始めると、一人になりたいと言い始めます。
それまでは兄弟や両親と一緒の部屋で寝ていたものが、秘密が多くなってきてそうしたものを隠したいという気持ちも働いて、一人部屋を欲しがります。
一人部屋を兄弟分用意するのは多くの部屋数が必要です。
そうなってくると負担も大きくなりますが、大きな部屋を本棚で間仕切りすることで複数の部屋を作ることができます。
あらかじめ2つか3つの部屋に割るつもりなのであれば、ドアも複数設置しておいてもいいかもしれませんね。
〇お母さん目線
・収納はたくさんあったほうがいい!
子育てに関わるものからそうでないものまで、荷物は生活とともに増えてきます。
収納が小さいとお母さんのイライラも溜まってしまうので、収納はなるべく大きく確保した方がいいかもしれません。
・家事のしやすい導線を!
お母さんが抱える最大の悩みは家事の効率が悪いことでしょう。
家事の効率を上げることができればお母さんの負担を一気に減らすことができます。
そのためには効率的に家事が行えるようになる導線を考えることが重要です。
子育てに最適な間取りを乳幼児、思春期、お母さんの目線でご紹介してきました。
子供の需要とお母さんの需要に応えられるような設計をすれば、みんながストレスフリーに過ごすことができます。
ぜひご検討してみてくださいね!