台風と土砂災害と土地選び
投稿日:2017年08月7日
台風5号が日本に上陸しました!
広島は今回は大きな被害はなかったようですが、
平成26年8月の八木で起こった豪雨災害では甚大な被害がありました。
この豪雨災害を境に広島市をはじめ、全国の市町村では
土砂災害警戒区域や特別警戒区域などの
地域の指定が急ピッチで行われました。
この土砂災害警戒区域とは、土砂災害が発生した場合、
住民の生命または身体に危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域で、
警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域です。
過去の土砂災害による土砂の到達範囲などを勘案して設定されます。
また特別警戒区域は、警戒区域のうち土砂災害が発生した場合、
建築物に損壊が生じ住民の生命または身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域で、
一定の開発行為の制限や居室を有する建築物の構造が規制される土地の区域です。
土砂災害警戒区域や特別警戒区域については不動産取引の際に
不動産業者から買主に指定区域である旨の説明することが義務付けられております。
その他にも土地を購入する際には説明を義務付けられている事項が多くありますが、
そのほとんどが生命にかかわること等です。
その為、お金が余分にかかることもありますので、
土地を選ぶ際には、自分でも調べたうえで、
住宅会社の方にも尋ねたほうが良いかと思います。