耐震等級
投稿日:2017年05月21日
こんにちは!!
最近お客様との打ち合わせの際に、耐震等級についての説明を聞くことがあるのですが、耐震等級3(弊社採用)とはどんな力があるのか詳しく調べてみました。
そもそも耐震等級は3段階あり、
耐震等級①・・・数百年に一度発生する地震の地震力に対して倒壊、崩壊せず、数十年に一度発生する地震(東京では震度5強程度)の地震に対して損傷しない程度(建築基準法同等)
耐震等級②・・・上記の地震力の1.25倍の地震力に対抗できる。
耐震等級③・・・上記の地震力の1.5倍の地震力に対抗できる。
耐震等級3で5強の1.5倍、つまり震度7超えの地震でも損傷しないということなのですね。
広島は50年に1度程度のペースで芸予地震や安芸灘地震が来ています。
直近の地震は2001年の芸予地震M6.7 で家屋全壊65棟と大きな被害が出ました。
南海トラフで発生する地震の確率は30年以内では70%にも及ぶといわれています。
いつか来るかもしれない地震に対して、耐震等級3までの建物をつくり万全の策を尽くしておけばこれほど安心なことはないですね。
ちなみに耐震等級③相当では机上の空論のケースがみられることもあり、本当に3等級があるのかどうかは、1棟ずつ確認しておかなければわかりません。
少しの言葉の違いで、大きな差が出てきますね。
言い回しやうたい文句、注意が必要です!!