広島で注文住宅を契約した後の流れとその期間はどのくらいなのでしょうか?
今回は注文住宅を購入した際に必要な手続きや流れについてご紹介いたします。
□注文住宅契約後の流れ
・工事請負契約書の確認
この契約書は施工会社と施主が取り交わす契約です。
「工事請負契約書」「工事請負契約約款」「見積書」「設計図書」という4つの書類を交付されることになりますが、全ての内容を当日に理解することは難しいので、必ず写しをもらって後日確認できるようにしましょう。
「工事請負契約書」に関して、主に引渡の期限や工期が遅れた場合の違約金などを把握しましょう。
また、「工事請負契約約款」では不都合があったときの保証期間や違約金の有無、やり直しの際の工事費用などについて確認しましょう。
主に金銭的な部分をしっかり確認するとよいでしょう。
・住宅ローンの申し込み
以下は主な住宅ローンの種類です。
ご自身に合ったタイプのローンを見つけておきましょう。
「フラット35」
これは全期間固定型のローンです。
借入時から返済終了まで金利が安定します。
「民間ローン」
こちらは民間機関によるローンです。
金利に関してはフラット35と比較してみることをおすすめいたします。
「財形融資」
これは財形貯蓄を持っている方向けのローンになります。
この他にも繰り上げ返済という、毎月の返済に加えて元金の一部を返せるという仕組みがあります。
以下2種類が存在します。
1)「期間短縮型」という返済期間を短くできるもの。
2)「返済額軽減型」という毎月の返済額を減らせるもの。
繰り上げ返済を予定されている場合は、繰り上げの仕組みや必要な手数料を確認しておきましょう。
・工事の開始
まず工事を始める前は、近隣の方への挨拶を済ましておきましょう。
トラブルを事前に防ぐために、向かい側3件・裏側3件には手土産を添えて挨拶をしておくようにしましょう。
また、建物の位置を確認する地縄張りと工事の安全を祈願する儀式である地鎮祭にも顔を出しましょう。
工事中は足を運び進捗状況を確認し、疑問やクレームは依頼先の営業担当や現場監督に尋ねたほうがいいかもしれません。
また家の屋根がかかった状態で工事の安全を祈る上棟式の日程も考えておく必要があります。(最近では行わない場合もあります)
・竣工検査・完成・入居
竣工検査に立ち会い、気になる点や不都合がないか把握しましょう。
不都合が見つかった場合は、引渡しの前か後のどちらになるかを取り決めましょう。
この際に書面に残しておけば、証拠を残しておけます。
その後、鍵・保証書をもらえば入居できます。
保証書の内容にもくまなく目を通しておきましょう。
□まとめ
注文住宅の書類には細かい内容が多いですが、お金に関わる部分が多いのでよく目を通しましょう。
また分からないことがあれば、その都度担当の者に質問しましょう。
弊社はお客様のご入居までの道のりを全力でサポートいたします。
注文住宅に関してご質問がございましたら、お気軽にご相談ください。