「注文住宅のローンは高そう」
「将来払っていけるのだろうか?」
多くの方が注文住宅のローンに関してこのような不安をお持ちではないでしょうか。
そこで今回は、注文住宅を購入した際のローンの仕組みと、返済計画について解説していきます。
□住宅ローンの概要
日本の約7割のご家庭が住宅ローンを組んで購入されています。
また住宅ローンの種類は、なんと約4800種類もあると言われています。
この中から適したものを1つだけ選ぶのはかなり難しいですよね。
□住宅ローンの大きな分類
住宅ローンは、「【フラット35】」「民間ローン」「財形融資」の3つに大きく分かれます。
「【フラット35】」は最長35年間の金利固定型のローンです。
「民間ローン」は民間の金融機関によるローンで、変動金利・固定金利選択型・全期間固定金利型と、ものによって金利の支払いの仕組みは異なります。
「財形融資」は財形貯蓄を持っている人向けのローンで、5年固定金利型になります。
□住宅ローンの流れ
住宅ローンは原則、家を抵当として融資される流れになります。
注文住宅の場合は工事の進行に合わせて建築会社に支払う必要があります。
そのため、つなぎ融資という家ができるまでの融資を受ける必要があります。
多くの場合は建築許可が降りた時点で本審査を受けられることになっているので、この点は確認したほうがいいでしょう。
流れとしては「ローンの申し込み」→「事前審査」→「本審査」→「ローン契約」→「ローン実行」という流れになります。
事前審査では建築会社の見積書、本審査では契約書と確申請書が必要となります。
基本的には住宅ローンの選び方はお客様ご自身に任せられています。
□返済計画の立て方
主に借入金額・現在の年収・毎月の返済額といった基準で返済計画を立てられます。
ただこの場合は将来的な視点で考えることが大切になってきます。
将来も今と同じ年収なのか、子供の教育費、老後資金なども考慮する必要があります。
また頭金をどの程度用意するのか、何年で完済するのかという点も考慮していきましょう。
最終的にすべてご自身で決める必要はなく、住宅ローンに知見があるプロと相談するのも一つの手段となります。
□まとめ
今回は、注文住宅を購入した際のローンの仕組みと、返済計画について解説いたしました。
ローンの選択によって、数百万の差が出る可能性があるため、ローンは慎重に選択していきたいですね。
ライフプランや将来のことを踏まえてのローンの組み方についてご質問がございましたら、弊社までお気軽にご相談ください。