「良い家を建てたい!」
新築を考えている方の共通の考えだと思います。
せっかく新しい自分の家を建てるのですから、失敗したと後悔したくないですよね。
でも、「良い家」って一体何なのでしょうか?
自分の家に対し一番に求めるものというのは、人によってデザインであったり、立地であったり、住宅性能であったりと違ってくるでしょう。
そこで今回は、「良い家」を考える上での注目すべきポイントについてご紹介します。
【デザインや性能面】
まず挙げられるのは、デザインや性能面です。
最近では、長期優良住宅と呼ばれる住宅が話題になっています。
これは、耐久性、耐震性などいくつかの面で一定の基準を満たした住宅のことを言い、環境への負荷が少ないという点から補助金や免税などの優遇制度が設けられています。
こうした住宅の優れた性能面というのはやはり、安心して暮らす上で求める方も多いのではないでしょうか。
また、デザインにこだわりを持つ方もいますよね。
おしゃれで、一般的な家とは違った個性的な家にしたいという要望のある方も一定数いらっしゃるでしょう。
そういった方のために、今では建築士や建築家に依頼して独創的な家をつくる、デザイナーズ住宅というものもあります。
【アクセスなど地理的側面】
家自体のデザインや性能面ではなく、その土地がどこにあるのかを重視する方も少なからずいらっしゃるのでしょう。
駅が近くて通勤がしやすいとか、子供がいて学校が近いとかアクセス面も見落としできないですよね。
どんなに性能面で優れた家でも、主に車を使って生活をするのか公共機関を使って生活をするのかで、生活に支障が出る恐れもあります。
他にも周辺に学生が多く、騒音がうるさいとなると、生活にストレスを感じてしまう可能性もあります。
【生活に快適さを感じる精神的側面】
そもそも家というのは、安らぎを与えてくれる場所であり、快適な生活を提供する場でなくてはなりません。
日当たりが悪くて、家全体として空気がどんよりとしている、コンクリートの家にして住宅の温かみが感じられないといったケースもあります。
家全体の空気感、雰囲気というのは、生活の質に大きく影響します。
最近では自然素材を利用した住宅もつくられています。
無垢材をふんだんに使った家では木材の持つ自然の温かみや風味を感じ取ることができるのです。
「良い家」の条件というのは色々あります。
自分が何を一番に求めていて、家にはどんな面が重要なのかを意識して考えてみると、自分にとって一番の「良い家」が完成するのではないでしょうか。