シロアリの話②?広島・東広島で家づくりを考える
投稿日:2021年06月21日
ここまで話してきました、シロアリについてですが、
ではどのように防いでいくのでしょうか?
先ずはその種類を簡単に説明します。
過去にあった農薬系薬剤処理の方法
〇有機塩素系、クロルデン。
数十年効果が続くものであったが、地下水汚染が発生して、禁止される。
〇有機リン系、クロルピリホス。
こちら10年程度効果があるが、人体への影響もあり禁止される。
過去に使っていた農薬系薬剤では人体に影響もあり禁止されていますが、
古いお家で家に入ると何かピリピリしたりすることがあったりした原因です。
そして現在主流になっているのは
〇ピレスロイド系、
衣類の防虫剤など幅広く使用されているが胎児や幼児の発達の影響が懸念されていて、
大人になってからアレルギーなど過敏に反応する事がある。
〇ネオニコチノイド系
ニコチンに似た化学物質。殺虫剤として使用されている。
揮発しにくく、残効成に優れているので長持ちするがEUでは使用禁止になっている。
脳の神経系に影響がある?
どちらも少しリスクがあるように感じるのですが、
発生してしまった害虫の駆除は殺虫剤に頼らざる得ないので適切に使用しなければいけません。
特に高気密住宅での屋内使用は気を付けないといけません。
換気できれいになった部屋の中で、
揮発性の殺虫剤成分が浮遊していると思うと体にはよくないですよね。
土台は屋内にありますので、こちらの防蟻処理は気を付けてください。
そんなことも含めて次回は安全な防蟻処理について書いてみます。
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