お家を建てるうえで大切なのは正しい工事という事は誰もが知っています。
ただそれをどうやって正しくしているかは建築関係者でないと分からないですよね。
国が定める検査はお家が建つまでに立ったの3回しかありません。
配筋検査・中間検査(構造金物などチェックします)・
そして引渡し前の完了検査(設計図通りになっているか)
そのうちの1回は先週書いた内容の配筋検査の簡易な感じです。
弊社で行っている検査はあくまで第3者機関に検査をして頂いていますので
正直やってもやらなくても大丈夫です。
ただ安心材料にはなると思いますので、自分たちのお家が適正に建っているのか
利害関係のない第3者に厳しい目でチェックしてもらう事は是非お勧めです。
それでは前回に続き正しく施工する注意点と
2回目のチェックポイントについて今回は写真を載せてみます。
1 スラブコンクリートに(0.5ミリ)以上のクラックが無い
2 打継ぎ⾯にゴミ、レイタンスが無い
3 打継ぎ⾯に著しい剥離剤の付着が無い 4 外部⽴上り鉄筋かぶり厚さが(40ミリ)以上ある
(スケールの表記が尺なので70mmぐらいあります。 これが壁際40㎜以内だとその部分のコンクリートの厚みが足りません)
5 内部⽴上り鉄筋かぶり厚さが(30ミリ)以上ある
6 ⼈通⼝等端部のかぶり厚さが(30〜100ミリ)以内である
7 鉄筋に(15ミリ)程度以上のコンクリートの付着が無い
8 ⽴上り型枠⼱は配筋図通りである 9 ⽴上り⾼さは配筋図以内である
10 ホールダウンアンカーの設置箇所は構造図通りである
11 ホールダウンアンカーの種類は構造図通りである
12 ホールダウンアンカーの埋込み深さは基準書通りである
13 ホールダウンアンカーのかぶり厚さが(30ミリ)以上ある
14 アンカーボルトの配置は設計図書通りである(⽬視確認)
15 アンカーボルトのかぶり厚さが(30ミリ)以上ある
とこのような検査を現場ではしています。
目に見えなくなる前にしっかりとチェックをしておきたい場所ですね。
家づくりはワクワク楽しいものですが、現場ではこのように中々表に出ない
地道な作業を繰り返しています。
これから家を建てられる方はちょこちょこと現場に顔を出して、
職人さんがどんな作業をしているのか、現場の進捗などを楽しむとともに
現場監督さんがいたらどのような検査をしているのか聞いてみてはいかがでしょう。
また違う家づくりの一面に出会う事間違いなしです。
今回の検査もネクストステージさんにお願いいたしました。
ネクストステージさんは正しい家づくりを広めるために、
色々と講演活動などもされています。
弊社も何度か来ていただきお客様向けのセミナーなどして頂きました。
私達も正しい施工を広めるためにいろいろ勉強させて頂いています。
と今回も正しい施工について書きながら思ったのですが、
これをみても何も楽しくないブログになっちゃった感が・・・
次回はもう少し楽しくなるような内容考えます。( ̄▽ ̄;)