こんにちは!渡邉です☆
今回のテーマ、ウッドショックについて。
結論から申しますと、これからはウッドショックとうまく付き合っていく家づくりがテーマとなっていきそうです。。
と言いますのもこのウッドショック、一時的なものだと思われている方も多いかもしれませんが、ウッドショックが続いて1年経った今、木材に関しては品薄で価格も高い状態がしばらく続きそうですし、その他の建築資材も同じように材料不足、高止まりという状態が続くことが予想されます。
そもそもウッドショックって?
「ウッドショック」とは住宅用の木材が品薄となり価格が高騰している状態のことです。
なぜウッドショックになったの?
これは、新型コロナの影響によるアメリカや中国の木材需要の急増による輸入用木材の不足が発端となります。
アメリカに関していえば、新型コロナでリモートワークの普及などで郊外に住宅を求めるようになった事と、経済政策による低金利により新築の住宅需要が急激に増えるようになりました。
その結果、輸入材の価格高騰と木材不足の状況を招いてしまいました。。
輸入材がないとなれば、もちろん国産材の需要が高まりますよね?その結果、国産材も不足する事となり輸入材、国産材ともに価格が高騰して品薄になっているというのがウッドショックの実態です。
ウッドショックによってお家づくりに出る影響が、①住宅価格の上昇 ②工期の遅れです(*_*;
大体、お家の値段が150万~200万程高くなっているというのが住宅業界の現状です。。((+_+))
木材が品薄になり、工事に必要な木材を揃えるのにも時間が掛かってしまいます。家は木材が手に入らなければ工事を進めることができないので、情勢によっては予定していた工期が遅れてしまうことも。。
では、ウッドショックの今後の見通しはどうなるのでしょうか?
コロナが収まればウッドショックは徐々に収まってくることが予想されていましたが、実際には木材価格は高止まりが続いています。
そして、今後考えられるのがウクライナの復興です。
ロシアのウクライナに軍事侵攻により多くの物が破壊されましたが、いつかは戦争が終わり復興が始まります。
そうなると木材だけでなく、その他の資源も含めて不足する事態が予想されます。
そのことも踏まえると、木材は品薄で価格高騰という状態がしばらく続きそうですし、その他の建築資材も同じように材料不足、高止まりという状態が続きそうです。
また、木材価格もウッドショック前の状態まで戻るという可能性は限りなく低く、ある程度高止まりしてそれがスタンダードな価格になりそうです。。。
私たちも今までの家づくりだけでなく、時代にあった新しい住まい方を考えていかなければいけませんね(;・∀・)
新築をお考えの皆様は、こういった現状もあることを踏まえた上で自分たちの家づくり、暮らし方を考えてみてください(‘ω’)ノ