お家の中のトイレ、どんなドアにしたいですか?
今日はトイレのドアについてのお話です!
まずは扉の種類から。
|片開き戸
こちらが一番多いのではないでしょうか。
外に開くタイプの扉は開くためのスペースが
必要になりますが、機密性が高く
防臭・防音の効果が高いです。
デザインのバリエーションも豊富で
色々な種類の中から選ぶことができます。
扉は、内開き、外開きがありますが、
最近のトイレは外開きが多いです。
これは内開きのトイレの場合、もし中で倒れてしまったときに
体がドアをふさいでしまう危険性があるからです。
外開きのドアは開けた瞬間に外の人と
ぶつかってしまうおそれも
ありますが、一般住宅の場合は
音や明かりで中の様子も読み取れますし、
それほどトラブルにはならないかと思います。
|引き戸
公共の多目的トイレなどにも
使用する引き戸。
ドアの開閉時に体を動かす必要がなく、
力も必要ないので小さなお子さんからお年寄りなど
幅広い層に向いています。
ただ、においは開き戸に比べて漏れやすいですし、
扉を収納するスペースが壁に必要になります。
私は病院で入院時にトイレが引き戸だったので
においが漏れて気になるなぁと思ったのですが、
実際にトイレに引き戸を採用した方にお聞きしたら
においも音も特に気にならないとおっしゃって
いました。
個人の感想ですが参考までにどうぞ。
|中折れ戸
引き戸がスペース的に難しく、
片開き戸にしたくない場合、第三の選択肢
として中折れ戸があります。
お風呂でよく使われていますよね。
一般的にデッドスペースが片開き戸の1/3に
抑えられるそうです。
これなら人とぶつかる心配がほとんど
なくなりますね。
デメリットはデザインの種類が少なく、
引き戸よりも高価になる可能性が
あるということです。
どうしてもスペースが
取れない場合は検討してみてはいかがでしょうか。
|気になる価格
ドアの価格もピンキリですが、
平均的なものを紹介したいと
思います。
大体の参考にしてみてください。
□ドア単体の場合
・ローグレード:4~6万円
・スタンダード:6~8万円
・ハイグレード:8~10万円
□ドアと枠の場合
・ローグレード:9~14万円
・スタンダード:11~16万円
・ハイグレード:13~18万円
リフォームの場合、ドアのみを替えるか枠ごと
替えるか悩ましいところですね。
ドア単体だとそんなに選べないかもしれないし、
かと言ってドアの枠ごととなると工賃も
かなり変わってきます。
ですので単体の価格としては
これくらいか~とふんわり
感じてください(笑)
室内ドアの選び方はずばり「見た目」ですね!
玄関ドアのように色々機能が必要というわけでは
ないので完全にお部屋の雰囲気に合わせた見た目が
一番重要です。
お家の中のコーディネートのひとつとして
ドアを選んでみてはいかがでしょうか。
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こうしてお家の中の一部分だけでも
ドアノブ(ドアハンドル)・ドア全体の質感、色・枠などすべて
選ぶのって本当に大変ですよね。
注文住宅はそこが楽しいところでは
ありますが、こういう系のブログを書きながらいつも
今建設中の人は本当にすごいなぁと
しみじみ思います。
こうしてあれこれ見比べ、聞き比べして
1棟の自分だけのお家が出来上がると
思うとそれはそれは感動的!
ぜひ、めちゃくちゃ悩んで、調べて
悔いの残らないあなただけのものを選んでくださいね。
(梶並)