今回から弊社で行っている第3者の立ち会いのもと行われる監査記録について
順をおって紹介していきます。
全10回ありますが、そのうち目で見えなくなる部分について
書いていこうと思います。
まず第1回目の監査でチェックするタイミングですが
建物の基礎の底盤(基礎の土に面する部分)のコンクリートを流す前になります。
チェックポイントは以下になります。
1 外周部型枠が固定されている
2 配筋が確認できる
3 設備配管の取付が確認できる
4 スラブレベルのマーキングが確認できる
5 ⽴上り箇所は基礎伏図通りである(⽬視確認)
6 建物の配置、⽅向は設計図と⼀致している
7 防湿フィルムが施⼯されていて破れが無いか
8 防湿フィルムの重ね⼱は(150mm)以上ある
9 防湿フィルムの端部は固定されているか
10 スラブの配筋は配筋図通りであるか
11 スラブ鉄筋太さは配筋図と⼀致しているか
12 スラブ配筋ピッチは配筋図と⼀致している
13 スペーサーピッチは(1000mm)以内である
14 スラブ筋結束ピッチは(400mm)以内である
15 スラブ筋継⼿⻑さは40d以上ある
16 スラブ筋の⼆重継⼿が無い
17 スラブ筋下かぶり厚さは(60mm)以上ある
18 ハンチ筋下かぶり厚さは(60mm)以上ある
19 スラブ筋アンカー⻑さは(150mm)以上ある
20 スラブ筋切断部分の補強がある
21 スラブレベルマーキングは配筋図と⼀致している1
22 スペーサーの沈込は(10mm)以内である
23 スラブ筋継⼿位置がずらしてある
ざっと書いてもこれぐらいの事を半日かけて調べていきます。
私達も家づくりのプロですが、検査だけをする専門の方の厳しい目で色々調べてもらうことで
コンクリートを打った後では取り返しのつかない部分も、事前にチェックできて
些細なことでもすぐに直すことができるのでお施主様にとってはメリットしかありません。
その些細なことでも不備があったときは下記のような連絡が来ます。( ̄▽ ̄;)
1回目の是正項目のチェックをおこないましたが、不備事項があり
再提出待ちのステータスになっておりますのでWEBのご確認をお
ビルダー:株式会社 ユー・エフ・パートナーズ
現場ID:〇〇〇〇〇〇
現場名:〇〇 〇〇 様邸
工程:1回目 基礎コンクリート打設前監査項目:5-6 立上り縦筋の切断部分に補強がある場合の確認
この項目はスラ
立上り部に設備配管がなかった
該当する場
今回の指摘では、給排水の工事で配管の施工状況の確認だけでしたが
このような指摘事項があると、該当する職人さんに現場に来ていただいて、
指摘された部分の施工をして写真を送って再度チェックしてもらいます。
指摘される部分に関しては、事前に施工計画書を作成してそれに照らし合わせて
チェックしていただいているのでそもそも施工計画が出来ていないと話になりませんが・・・
それはさておき、第3者の厳しい目でチェックをしてもらう事で
私達や職人さんにとっても自信を持ってお引渡しができる材料となります。
このような監査が広島・東広島での家づくりで広がればお施主様にとって
安心できる会社が増えデザインだけで選んで怖くないと思います。
大手メーカーさんでもできないレベルの家づくりがどんどん広がって行けばよいと思いますので
このネクストステージさんの取り組みを応援させて頂いています
。
興味がある方、(あまりいないと思いますが)タイミング合えば見ることも可能ですので
その時はお声がけいただければと思います。