土曜日は安芸郡のほうで上棟式を行いました。
朝はちょっぴり気温が下がったので肌寒く感じたのですが、
雨が降らなくて本当によかったです!
ここで弊社の上棟式の流れをご説明させていただこうと思います。
各会社や地域によって流れは異なりますので上棟式を予定されている方は
事前に準備や流れなどを確認しておきましょう。
①棟梁、大工さんらとお施主様が揃われたら式の開始。
上棟は一日で屋根の防水まで行わなければいけないため、
遅くとも朝8時にはスタートします。
進行が準備作業をしている棟梁、大工さんらに声をかけて
集まっていただき、その後、お施主様から大工さんへ
ご祝儀をお渡ししていただきます。
ご祝儀の相場は棟梁が1~3万円、大工さんらは3000円程度です。
②お施主様より挨拶をいただきます。
③お神酒で乾杯
全員にお神酒をお配りし、乾杯します。
④それが終わると建物の四方を塩とお酒でお清めします。
⑤最後に柱を建てていただきたら午前の作業は終了です。
上棟式とはもともと、家屋の守護神と大工の神を祀って棟上げを
無事終えられたことを感謝するとともに最後まで工事の安全を
祈る儀式で、棟上げ式とも言われています。
そして神恩に感謝するとともにお施主様は現場関係者に労う意で
ご祝儀やお食事を用意します。
弊社では作業開始前の8時より式を行いますが、
上記で書いたように「無事終えられたことを感謝する」ため
上棟後の夕方に行うところもあるそうです。
今は少なくなったのかもしれませんが、にぎやかに
小餅なども撒いたりもしたそうですね。
さて、上棟式の続きですが、ここからは弊社
オリジナルとなります。
⑥お昼に注文いただいた仕出しのお弁当を弊社スタッフが現地まで
お届けします。(※弊社で注文を発注させていただいた場合)
12時になりましたら大工さんは休憩に入られるのでひとりひとり
お弁当をお渡ししていただきます。
※ちなみにお弁当はお施主様が発注していただいてもかまいませんし、
弊社でもご用意させていただくことも可能です。
その場合は、大体お茶込みで1,500円ほどです。
⑦大工さんの休憩中に最初に立てていただいた柱に
手形を押し、日付とお名前を書いていただきます。
後に隠れてしまうのですが、このような体験も家づくりの
いい想い出としてそっと記憶に残していただけたら
嬉しく思います。
大体以上までが13時までに終了します。
そこから大工さんらが作業と続け、防水シートを施したら
上棟はすべて終わりです。
一日の所要時間としては朝8時~夕方4時か5時頃までと
考えていただいていたらいいかもしれません。
その間ずっとおられるお施主様もいらっしゃいますし、
何度かお帰りになるお施主様もいらっしゃいます。
(帰られる方のほうが多いです)
もし大工さんらに差し入れしたい、お話したいと思われる方は
休憩時に合わせていらっしゃってもいいと思います。
お子様が小さいとどうしても一日中外で過ごすのは
大変ですし💦
ちなみに服装ですが、弊社では神主さんを呼んでの上棟式は
行いませんのでどのような服装でも大丈夫です。
また、大工さんらへの差し入れですが、コーヒーやお茶、ジュース、
軽くつまめるお菓子などが多いです。
こちらも用意しようかなと思われる方はぜひ参考にしてみてください。
遅くなりましたが、I様、上棟おめでとうごさいました。
今後も事故なく安全に作業ができますよう
祈っております。
(梶並)